ナナニジ夏祭り2023 白沢かなえ卒業スペシャルに行ってきた日記

22/7(ナナブンノニジュウニ)の白沢かなえさんが卒業されるということで初めてナナニジ現場に行ってきました。普段の勝手知ったる仮面ライダーGIRLS現場とは違い、周りは知らん人しかおらんの中でのソロ参戦というのはかなり久しぶりだったのでなかなかに緊張していましたが始まってしまえばそんなのお構いなしに楽しめてしまった。オタクは単純な生き物。

 

もともとナナニジに関してはドヨルアニメのついでに計算中を見ているうちに愛着が沸いた、という感じではあったので、キャラクターの方の顔と名前は一致しても中の人に関しては正直ようわからんというか、あくまでキャラクターが主で演者が従という感覚でした。潮目が変わったのは検算中。計算中シーズン2が終わる頃にはもう各キャラクターにそれなりに愛着があったこと。原則はキャラクターの基本的な設定に沿ってはいるものの、演者の趣味趣向や演者の考える理想のキャラクター像が見え隠れするなと感じており、そういったところに計算中の楽しさを見出していたので、キャラクターを通して演者の存在を感じていたこと。キャラクターというガワを被っているか、生身のままキャラクターを名乗っているかの違いこそあるものの、ナナニジに対してはアプリコット・レグルスに通じるものを感じていて、幻影を追っているフシが少なからずあったこと。そんな中で検算中が放送となったので演者の方もしっかりと意識するようになり、かなえるキッチンも初回から有料会員で見ることになったのもその辺がきっかけだったように思います。とはいえ世間は折しもコロナ禍真っ只中、ライブに関しては有観客でも配信があるような状況だったので現地に行かずとも在宅でゆる~く推すくらいでいいだろうくらいの感覚でした。まぁあと仮面ライダーGIRLSというメインの推しが居る中だと他のグループを本格的に推すのは難しいというか、私は富豪じゃないのでお金も時間も絶対的に足りないのであくまで計算中の視聴を軸に無理のない範囲でやっていこうと。今後もそうなんだろうなぁと漠然と思っていた矢先のかなえる卒業の報せ。れいにゃんが卒業して計算中から立川が抜けてちょっと寂しいなと感じていたところだったことも大きいのですが、さすがに最後くらいは現地に行かないと後悔しそうだなと思い立って、今回の現地初参戦とあいなった訳でした。

 

結論から言えば行って本当に良かったと思う。前述の通りずっと在宅決め込んでるようなヤツだったので現地で聴くとこの曲ってこんなに楽しかったのかって曲(謎の力~あやふやな世界観~最後のピアノあたりとか楽しすぎて卒業のこととか一瞬忘れてた)もあったしキウイの主張で萌ちゃんラップのところをかなえるがやってたのとか絶叫しちゃったしMCでメンバーとの思い出話とかアンコールでの手紙でかなえるの思いの丈を直接聞けたのも嬉しかった。計算中が入口となった人間にとってはあかねちゃんのことが心残りと言ってくれたのは嬉しいと同時に、演者とキャラクターの二人三脚で成長している感覚があったので思い出すと寂しい気持ちが大きい。ミスパーフェクトなどと言われつつも次第にポンコツを晒していく計算中丸山あかねも、ジョジョ実況したり夜分遅くに揚げ物してるツイ丸山あかねもかなえるあってのものだと思うしめちゃくちゃ好きだった。Wアンコールのあとのかなえるコールでもう一度出てきて記念写真撮ったの、本当によかったな。かなえるのパフォーマンスを現地で見るのが最初で最後になってしまったこと、かなえる以外のメンバーのパフォーマンスにも普通に見入ってしまったことを考えればもっと早く現場に来てれば良かったなとも言えるし、もっと大きなステージに立ちたかったとの思いを吐露された時は本当に申し訳なくなってしまったのだけれど、結局のところ推しの卒業というインパクトがあってようやく重い腰が上がった有様なので俺は……弱い。最推しは卒業するものの計算中から入ったクチなので少なくとも放送が続く限りは見続けるだろうからナナニジから離れることは無いだろうし今回現地に行ったことでライブに行く心理的障壁は逆に下がった……と思う。今回は欠席だった詩ちゃん音ちゃんのパフォーマンスもいつか見たいな、という気持ちも出てきたことだし熱心なファンの方ほど精力的じゃないにしてもまた現地に行こうかなと。かなえるが愛したグループのこれからを見ていたいなとも思うし。

 

計算中は来週もありますがともあれ、白沢かなえさん、丸山あかねちゃん、約6年半に渡っての活動お疲れさまでした、そしてありがとうございました。どんな人生を送るにしても、願わくばこれからの未来に幸あらんことを。

 

227.lnk.to